ほったからし投資

良い子も悪い子も真似しないこと。米国株式投資なんてやめておきなさい。

ETFの勉強:Vanguard Extended Duration Treasury ETF (EDV) -2-

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まさかのETFの勉強:Vanguard Extended Duration Treasury ETF (EDV)の続編です。前回はEDVが高いボラリティを示す理由を説明していなかったのでそれについて考えてみたいと思います。

前回の記事はこちら。

www.mossan.tokyo

!注意!

EDVが高いボラリティを示すことを説明している記事がインターネットになかったので推測です。あまり信用しないでください。

債券ETFと利率

よく知られていることだけど、債券の価格と利率は負の相関関係にあることが知られている。例えば、満期1年で利率1%の債券Aを購入したとする。購入直後に、利率が2%の債券Bが販売されたとき債券Aの利率は変わらないため、債権Bに対抗するために価格が1%低下することによって、実質的な金利を2%に調整する。これが30年間の国債であったときどうなるか?30年の複利の効果により微小な変化率であっても、大きな値の変化が生じる。

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上の図はEDVと30年国債の利率を図示したもので、きれいな相関関係が見て取れる。興味深いことに国債の利率の変化率からEDVの変化率の予測はある程度可能であり、今後の国債の長期トレンドが予測できるのであればEDVの価格も予測できる。

今後の国債の利率は

米国の国債利率は今後、FOMCの利上げにより上昇していくだろうと予測される。このような予測を考えたとき、EDVの価格は金利差を吸収するために価格が下がるため長期的な観点からはEDVの価格は低下すると予測できる。よって、EDVをディフェンシブなETFと紹介するブログがあるが、そうだとは思えない(そもそもディフェンシブの定義が何かを考える必要があるか)。

EDVの使い方

EDVをどのように使うか?そもそも長期国債の利率を見たとき、ある程度金利の幅を予測でき、特定の範囲内で上下動していることに気づく。この特性からFXのように価格差益を得る手法がいいだろうと思う。